2010年12月24日

革の保管・巻き方

クリスマスといえばロールケーキですが、あえて革を巻き巻きしますよ
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こちらは先日大量に入荷した牛革でございます。しかし運搬のためにまとめて巻いてしまっているので、湿気がたまりやすく保管には向きません。1枚1枚巻いて、日が当たらず風通しのよい場所に保管してやることでベストなコンディションを保ちます

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そこで、あらかじめ発注しておいた紙管が届きました。サイズはA0用(内径51mm×厚み1.5mm×長さ100cm)です。ポスターや図面などによく使われるサイズの品なので入手はしやすいですね。ではさっそく巻いていきます。

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こちらがまだ大きいままの革です。数メートルあるのできれいに巻くのは意外とむつかしいですが、紙菅があるとやりやすいです

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いきなり端から巻きはじめると徐々にずれていきますので、きれいに巻くコツがあります。まず水平に紙菅を当てて革を掛けます

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写真のように革を掛けたところが、タオル掛けのようにきちんと並行になるようになるよう微調整したのち、慎重に端まで巻き戻します

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あとはずれないように、折れたまま巻き込まないように丁寧に巻いていきます。この時、革の銀面を爪で傷つけないよう注意。

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じょうずに巻けました!
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2010年05月21日

atatと人と

暑い日が続いています。寝苦しいときには数独パズルを解くことにしています。まあ大抵の場合、解く前に意識が落ちているわけですが。なぜか数字を見ているとよく寝れるんです。それでもだいぶ早く解けるようになってきました。

先日は革の仕上げ剤をまとめ買い。以前のエントリーからだいたい1年くらいになる。より多く作ろうと考えて以前の倍を頼むことに。
後日、想像していたより早いタイミングで荷物が届く。箱の中には手書きの便箋が。Webの注文フォームの向こう側に確かに人がいる。

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2010年03月15日

持ち手の新色できた

染めかえトートバッグの持ち手革カバーのイベント分の再制作も完了いたしまして本日モリカゲシャツさんにさっそくお渡ししてまいりました。東京でのイベントだそうでこれは楽しみです。
直前はどんよりと空が曇ってきて今にも雨が降りそうな気配だったので、雨中走行もやむなしといった感じだったのですが京都三条川端付近の渋滞に巻き込まれつつも何とかあまり濡れずに帰還できたのは幸いでした。
まだアトリエの机の上には、組み立て前の作品が今か今かと並んでいるので頭を切り替えて作っていこうと思います。
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2009年11月02日

2009年09月26日

フェルトもの

秋なので、そろそろフェルト作品が顔を出します。今日、大阪のアンジェラビサント梅田店に納品してきたのでそろそろ店頭に並ぶかもです。(写真の色はイメージです)


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2009年09月18日

モックアップ

少し時間を使ってバッグを作った。だがこれは何も入れてはいけないバッグ、である。なんだろうな。

たとえば新しくバッグを作るとき、まず出来上がりをイメージしたイラストから入るのではなくて、紙とテープを使って立体的にバッグの全体の大きさや容量の見当をつけたりする。そして出来上がったものをいろいろな角度から眺めては、良い所悪い所を検討して、細部を修正していく。じっさいに革を使うのはその後でいい。それは材料を無駄にしないため、だけではない。

ラフでも立体にしてみると、自分では予想していなかった結果が出てくることがあったりする。持ち手など、ある部分においての引っ張り強度を知るには、紙でつくるのは都合がいい。材料がやわなので、無理があるとすぐに破れるからだ。これは構造にごまかしがきかないということだ。
革は強い素材であるから、作ってから構造自体が弱いことに気が付かないことがありがちだ。やっぱり長く使っていても型が崩れないようなものを作っていきたい。何も生み出さない面倒な作業に思えるが、こうやって回り道したほうが良い結果が得られる、と思うのだがどうだろ。


posted by atat-y at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | atatについて

2009年09月13日

呼吸する革

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ふだん革はロールにして保管してますが、品質を保つには時々広げて外気にさらしてやらないといけません。今日みたいな風のある日はこうやって机の上に広げたり、布で表面を拭いたり油分を補給したりします。それは一枚革でも作品として形になっても同じことなのです。時々はクローゼットから出して陰干しするほうが革が長持ちしますね。
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2009年08月20日

いろいろ

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作品が出来上がってくると楽しい気持ちになってきます。次はどこにゆくのでしょうか。
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2009年08月17日

黄色いかたまり

この、でっかいかたまりは何でしょうか。

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答えは、革を縫うときに糸にこすりつける蜜蝋です。
蝋で糸をコーティングして摩擦に対する強度をあげる訳です。
atatでは溶かして割ったものを使いますので、でっかいです。
この大きさでも、半年で無くなってしまうでしょう。
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2009年07月27日

革手縫い時限装置

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気がつくと、仕事を溜め込んでしまったのである。一つ一つ片付けるのになにか助けにならないかと思い、カウントダウンしてくれるタイマーを導入した。台所の隅で死蔵品となっていたアナログ式タイマー、つまりはゼンマイ式のキッチンタイマーなのだが。カチカチといかにもな音を立てて仕事中に適度なプレッシャーを与えてくれる。また、記録に挑戦しようとも思えてくるので、作業のメリハリが効いていいかもしれないな。



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2009年05月18日

麻糸を並べる

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普段僕が使っている麻糸を写真に撮ってみた。少ない色数ではあるのだが作品によって使い分けをしている。縫い糸を目立たせないようにしたいときには、革と同じ系統の色を使えばいいし、逆にアクセントとして使いたいときには違う色、というふうな感じで。縫い糸の中でも比較的太い糸を使っているのだけれども、仕上がりの丈夫さもさることながら、自然な感じの色がatatのイメージとしてふさわしいのではないかと思って長く使っている。糸が太いことで、それに合わせた縫い針のほうもやや大きいものを使用している。

今は写真のように、これはたぶんCDなどを立てて並べておくためのスタンド台らしきものを利用して整理しているのだが、これは安定感もいまいちなので、取り出しやすくしまいやすい台を探しているところなのであります。

話は変わって、この間髪の毛を切りに行ってきたのだが、そこで言われたのが、休もうと思えばできるけれど、忙しく働こうと思えばいくらでも忙しくできるよね、と。まるで僕を定点観測されているみたいでしたが、その通りだと思った。まあ自らやってきたことなので、今はやれるだけことをやった結果として、モノを多く作り出せればそれでいいです。
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2009年04月13日

仕上剤にこだわる

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牛乳でもヨーグルトでもありません。これはれっきとした革のコバ(裏側)の仕上剤なのです。これが無いと、作業がストップしてしまう程の重要アイテムなのであります。これだけ在庫があると安心して制作に取り組めるというものです。

作品の良い仕上りを期待して、これまでにもいくつか仕上剤の試行錯誤がありましたが今はこれに落ち着いています。

最近は気温もぐんぐん上がって来たので刷毛で塗り込んでもすぐ乾きますし作業は快調です。
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2009年01月06日

小さな部品づくり

徐々にではありますがatatアトリエでのものづくりがはじまっております。1月のこの時期というのは、今すぐに必要ではないが今後絶対に必要になるもの、をつくるのに適していると思うのであります。そうやってこれからの忙しい期間に向けての備えを万全にしておく必要があるのです。

例えば、atatのしおりやサムバッグなどに使われる、革で出来たワッシャーと呼んでいる部品であったり、作品をパッケージングするときに使う袋であったり、またatatのロゴが刻印されているちいさな革製のラベルであったり。それは直接作品として使われるわけではないけれども、組み合わされることによってはじめて作品として成り立っているわけです。

そうした小さな部品の類は、お菓子やジャムなどに使われていたビンや容器などに分類されて保管しております。それらが必要になった際には一目でそれとわかるようにラベリングしてあったり、容器自体が透明であったりします。何せ小さな部品ですから散らばったりすると大変なので色々と工夫してわかりやすくしてあります。

そういった小さな部品を一気に作るとなると単純作業になりがちで疲れるので、少しの量を毎日作ることによって数を増やしていこうという作戦でやっています。例えば最初の30分間を木槌で金属製の穴あけをたたいて革に穴をあけていく作業のみを行います。毎日やる、ということの効果は意外と大きいです。このブログだってこれまでの記事と同じ量を一日で書くことはできませんからね。

関連エントリー
写真で見る、ある日のアトリエ
穴あけ
posted by atat-y at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | atatについて